突発性難聴の記録 発症4日目

健康

このブログ、何だか病気やけがの告白ブログのようになってきましたが…。

タイトルの通り、突発性難聴(軽度)になってしまいました。

経緯を書きます。

これが、同じように苦しんでいる方に少しでも何かお役に立てれば幸いです。

発症前

私は、去年の5月に急性低音障害型感音難聴になり、投薬と鍼の治療で、3か月ぐらいかかって何とか治りました。

治った治ったと油断していたわけではないのですが、今度は同じ右耳がこういうことになるとは夢にも思いませんでした。

 

耳鳴り、急性低音障害型感音難聴の治療では、水飲みと適度な運動(ウォーキングなど)が、西洋医学、東洋医学ともに推奨されています。

だけど、この冬、頻尿ぎみの私は、あまり水を飲まなくなっていました。

特にこの1、2週間は、1リットル前後だったと思います。あまり水を飲んでいないなぁと思いながらも、冬の寒い夜中に何度もトイレに行きたくないという気持ちもありました。

そうすると、この1週間ぐらいでしょうか、夜、寝る間近、右耳からの耳鳴りが大きいなぁと感じることがありました。

急性低音障害型感音難聴は、一応治ったのですが、静かにしていると、耳鳴りは少し聴こえてます。

ただ、昼間、活動している時や、家に帰ってラジオやテレビをつけている時は、まったく気にならないレベルの耳鳴りでした。

ところが、寝る間際に、「あー、耳鳴りがちょっと大きいなぁ」と感じることが何回かありました。

今考えると、これらは、突発性難聴の前兆だったのかもしれません。

 

3月15日(水)、夜、11時半頃、シャワーを使っていました。

と、そこで最近経験したことのないような、揺れが。

「うぁ、大変だ」、急いでラジオをつけると、東北で大きな地震という報道。

大変なことになったなぁ、慌てて風呂から出て体を拭きながらそんなことを考えていると、

右耳から何となく低い振動音がしてきました。

ブーンと、低周波の振動音でした。耳鳴りだなぁと思いながら、それから1時間ぐらいグダグダして寝ました。

 

発症1日目

翌日、3月17日(木)、朝、4時ぐらいでしょうか、胸やけで目が覚めてしまい、急いで水を飲みに起きました。

実は早朝に胸やけするのは、今回が初めてではなく、年に2,3回ありました。今回は半年ぶりぐらいでしたでしょうか。

今日の胸やけは、水をあまり飲んでいないことが原因だと分かるので、水を飲んで胸やけが収まるとまた寝ました。

 

朝、起きると、昨日の夜からの右耳の低い耳鳴りはまだ続いていました。それに加えて、右耳の聴こえが、何となく左耳より落ちている気がしました。

 

去年、急性低音障害型感音難聴で大変な目にあっていたので、スマホで調べると、この症状は、突発性難聴に当てはまっている。

 

去年の難聴の時、「耳鳴りの治療は早期治療が鍵、早ければ早いほど、完治の確立が上がる」ことを知っていたので、今日、耳鼻科で診てもらうことに。

去年の難聴の時お世話になった、近所の耳鼻科を午前中に受診しました。

聴力検査の結果は、

聴力検査の結果、オージオグラフ3月17日

「そんなに悪くないわよ」

耳鼻科の先生は女医で、はきはきした、はっきりとものを言う先生です。

このオージオグラム(聴力検査の表)見ると、一つの音域だけ右耳が下がっていて、後はほぼ正常でした。

平均聴力レベルも、右耳は10db代なので、正常の範囲内、ということのようです。

ただ、自分の感覚としては、片耳ずつ聞くと、右耳が明らかに聴こえが悪い感じがする。去年の急性低音障害型感音難聴では、こんなことはありませんでした。個人差はあると思いますが、聴こえが悪いと感じたのは今回が初めてでした。

ただ、聴こえが悪いのは、何となく、ほんのちょっと悪いな

という程度、それが検査の数値にも表れたのだと思います。

人と会話するときも、右耳にそれほど聴きづらいというのはなかった感じがします。今思うと。

 

結果を見て、そんな大事ではない、そんな雰囲気の先生でした。

「何か悩みでもあるの」

「人生は明るく楽しく生きなきゃだめよ」

「明るくほがらかが一番」

 

自分はそんな悩みなんてあまりな無いんだが…。

そう思いながらも「はい、はい」と頷く。

 

確かにネットで調べると、突発性難聴の原因は、はっきりとは分かっていならしい。

原因の一つにストレスがあると考えれらている。

人間関係のストレスなんだろうか? 自分ではそんなに悩んでないつもりなので、先生から「悩み」のことを言われると、こちらも困ってしまうというか、どう対応すべか難しいなと感じる。

 

去年出した薬を処方してもらい、1週間ぐらいしてまた来てください、症状によってはステロイドを処方するかもしれない、とのこと。

去年、処方してもらった、メコパラミン、アデホスコーワ、イソバイドシロップをまた処方してもらい、17日から内服開始です。

 

発症2日目

耳鳴りの治療は、とにかく早期治療が大事ということが、ネットで強調されてます。

ということで、3月18日(金)、去年の難聴の時、お世話になった、新橋のI治療院に予約していきました。

 

急性低音障害型感音難聴の方は、ほぼ気にならなくなっていたので、去年の10月に行って以来でした。

この日は希望して2回の集中治療。12時半頃に治療開始で、2回目が終わったのが14時半頃。

実は、3月19日(土)に3回目のワクチンを打つ予定でした。

鍼治療もしたし、明日はワクチン接種は問題なくできるだろう、と思ってました。

 

発症3日目

3月18日(土)、朝、起きると、右耳の低い耳鳴りが、昨日、一昨日より強くなってる。

聴こえも悪化してました。

まいったな、午前中、悩んで、これは今日、ステロイドをもらった方がいいんじゃないか。

突発性難聴の一般的な治療法は、ステロイド剤の点滴、服用が中心です。

鍼を打ったのに、悪化したなんて、これはやっぱりステロイドしなない。

そう思って、急きょ、耳鼻科を受信することに。

11時過ぎに行くと、「33人待ちですが宜しいですか?」「はい、それでいいです」

耳鼻科は家から歩いて5分なので、いったん家に帰り待機。

ワクチン接種の時間は、15時半~16時でした。

耳鼻科で再受診できたのが14時半。

再び聴力検査をしてもらいます。

聴力検査ジオグラーム3月19日

今回は、はっきり数値に現れました。

明らかに右耳の聴力が落ちていました。

難聴のレベルをネットで調べると、いろいろあるのですが、

 

25db~40db 軽度難聴

40db~70db 中等度難聴

70db~90db 高度難聴

90db~ 重度難聴

難聴の程度|_ワイデックスがお届けする難聴と補聴器の総合サイト「みみから。」

 

 

私の場合、一番悪い4分法でも23.8dbなので、この分類でいくと、今の私の聴力レベルは正常の範囲内(?)に入ってしまいます。

 

いや、しかし、実際に右耳が聴きずらいし、今も低いブーンという耳鳴りが右耳から鳴っています。

突発性難聴なんだが、他の人から比べたら、ほんとに軽い、限りなく正常に近い難聴(?)ということになるのか?

 

先生に「今日、これから3回目のワクチンを打つ予定なんですが」と聞くと、「ステロイドは、免疫を下げる。免疫の下がった状態でワクチンを打つのは適切ではない。ステロイドどうしますか?」

「ワクチンと耳鳴りのどっちを取るか? と聞かれたら、それは耳鳴りを取ります。ワクチンの方は、今日はやめます」

ということで、3回目ワクチン(モデルナ)を集団接種で打つ予定でしたが、キャンセルしました。

 

ステロイドの服用後に打とうと思います。

 

発症4日目

3月20日(日)、状態は昨日とあまり変わりません。

ステロイドは効いてるのか、よく分かりません。

体に自覚症状は何もありません。

 

去年の急性低音障害型感音では、イソバイドシロップを飲んだ後に、体がぼーっとするようなだるいような感じがあり、服用してから1週間で耳鳴りが止まったんです。(その後、服用をやめたら再発してしまうのですが)

ステロイド(プレドニン、一般名プレドニゾロン)を食後に服用を始めてから2日目ですが、目立った変化はありません。

プレドニンの副作用としては、「顔が丸くなる。血圧上昇、脱毛、不眠、にきび、気持ちが悪い、吐く、毛深くなる」などがあるとのこと。

ステロイドは強い薬なので、最初に多めに服用し、徐々に薬の量を減らしていく、以下のやり方をします。病院によってやり方は違うと思います。

 

私の場合、午後に受診したので、

19日 昼、晩食後にプレドニン3錠(1日6錠)

20~21日 朝、昼、晩食後にプレドニン2錠(1日6錠)

22~24日 朝、夕食後にプレドニン2錠(1日4錠)

 

プレドニンと一緒に、ムコスタ(レバミピド)という胃粘膜を保護修復する薬も服用します。これはプレドニンのが胃の粘膜を傷つける副作用があるがあるからだそうです。

先生から以下も言われました。

「最初に出したメコバラミンとアデホスコーワは飲んでいいけどイソバイドは止めてね。」

塩分は控えて

 

ステロイドは、減塩が大事なようです。

 

今回の突発性難聴と、去年の急性低音障害型感音難聴は違いがいくつかあります。

私が感じた違いは、

 

急性低音障害型感音難聴

・耳鳴りは頭の真ん中からしてくる。
・耳鳴りはキーンという高い音。
・耳の聴こえ(聴力)は、悪くなった、という感じはしなかった。

 

突発性難聴

・耳鳴りは右耳から聞こえてくる。
・耳鳴りはブーンという低い音。
・耳の聴こえ(聴力)は、明らかに悪くなった。

 

去年の急性低音障害型感音難聴では、最初、右耳のポコポコ音が始まりでした。

今回と同じで、家にいて午前中、外の音がうるさかったんですね。

静かに集中しようとしているところに、外から「ガ、ガ、ガ」というような

音がしてきて「うるさいなぁ」と思っていたら、ポコポコしだして

それで耳鼻科に行ったら、急性低音障害型感音難聴ですと。

 

今回は朝、起きたら、右耳に違和感がありました。

これは突発性難聴の特徴と言いますか、朝起きたら、耳の異変に気付く人が多いようです。

 

これが、発症前から発症、そして現在に至る状況です。

私の場合、目まいは起きていません。

低い耳鳴りと、聴力の低下が出ていて、そういう意味でも軽度なんだろうと思います。

 

 

 

自分の心に余裕がなければ、こんなこと、ブログに書こうとは思いません。

自分は客観的にみて、まだ軽度の方らしい。発症してまだ日が浅い。

一番良いのは発症後48時間以内に治療を開始することらしいですが、私の場合、それには当てはまりせん。

ですが、1週間以内に治療を開始すれば、完治する確率は高くなるらしい、そのカテゴリーには何とか入っているので、治るかなぁと。

ネットでは、遅くとも2週間以内までに治療を開始すれば良い、という風にも書かれてますね。

耳鼻科と併用して鍼治療も受けるつもりです。

断言はできないが、自分はたぶん治るんではないか。

そんな気持ちがあるので、今現在、心にある程度の余裕があり、ブログに書こうと思いました。

 

それともう一つ、このブログ、更新頻度が低いので、難聴のことをこれから少し書いていけばネタに困らないな、ブログを更新できるな、といういやらしい考えも、正直あります。

 

ということで、治療のこととか、耳の状態など、また書いていきます。

 

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