4月1日。
術後7日目、再診の日です。
10時からなので9時半すぎに病院に到着。
今回、二人目の診察で早く診てもらいました。
挨拶して診察室に入ると、T先生は開口一番、「コロナで大変ですねぇ」。
本当にそうで、今日も病院の入り口のところで、来院する人一人ひとりに事務員さんが「体調はどうですか?」と聞いてましたし、診察室で待ってる間も、体温計を渡されて体温チェックされました。
9時半ごろという時間のせいもあったのか、あるいはコロナの影響なのか、来院する人の数はいつもより少なかったように感じました。
T先生の処置が始まりました。目をつぶってたのでよくは分かりませんが、
鼻の穴の中を、吸引機みたいな管で血とか粘液、鼻水なんかを吸い取ってる感じでした。
痛みは特になく、そのうち、片方の鼻の穴をゴリゴリやってたかと思ったら、何かがずるっと取り出されたよう。
シリコンプレートのようでした。
片方が取れたら、もう片方の鼻の穴にもゴリゴリやってまたずるっとプレートが取れました。
私はシリコンプレートというのは、鼻の真ん中の鼻中隔に装着されていると思っていて、
取り出す時は、また何かミニ手術みたいなことになるのだろうか? と考えていました。
実際に両方の鼻孔の奥の方に装着されてたようです。
たしかプレートを取った後だったと思いますが、奥の方までいろいろやってた時に、ちょっと痛みがありました。
よく、体験者さんのブログでは、
「生まれて初めて味わった空気のおいしさ」
「感動した」
みたいな、初めての鼻呼吸のすばらしさを書かれてますが、
私は、正直、そういう感動みたいなのはあまりなかったです。
もともと、副鼻腔炎ではなかったし、
右の鼻孔も、せまいけど呼吸はできていたせいかもしれません。
処置が終わった後、T先生、「完治です。」
え、前の話では2週間かかるって言ってたと思いますが。
T先生 「本当はもう一回、診たいんだ。だけど、今、このコロナで危ないから。
たぶん大丈夫でしょう。もし万が一、何か変なこととか、トラブルが起きたら連絡してください。」
ということで、術後1週間で完治になりました。
ただ、綿球のことを尋ねると、
綿球はあと1か月はしていてください。
これからは綿球の五分の一ぐらいの大きさでいいよ。
とのことで、目の前で綿球をちぎって見せてくれて、
これくらいのをこれから1か月鼻につめてくださいとのこと。
先生によると、
本当はマスクでもいい。要は乾燥させないことが大事。
とのことですが、家に一人でいるときはマスクを外したいので、綿を入れることにします。
結局、4月いっぱいは、綿を鼻に入れることになります。
ですが、綿球の時と違い、鼻呼吸をしようとすればできるんです。
助かりました。
今までコツは覚えてできるようにはなっていたけど、
やはり口呼吸は大変でした。
これからは、多少なりとも鼻でも息できるので楽になりました。