鼻中隔湾曲症の手術をしました(1) 経緯

健康

鼻中隔湾曲症の手術を3月25日にしました。

今日で、術後5日目です。


 

1.経緯

 

私の鼻は、右の鼻孔の中の方が、左側と比べて半分くらいの広さしかなく、

鼻づまりがしょっちゅうつまってました。

だけど、副鼻腔炎の症状はありませんでした。

 

5、6年前に、鼻中隔湾曲症という病気を知り、自分の鼻の状態は鼻中隔湾曲症ではないかと思い、ネットで見つけた耳鼻科クリニックで診てもらったことがあります。

 

その時は、鼻中隔湾曲症かどうか、調べるために左右の鼻孔の空気の流入量を測定してレントゲンも撮りました。

 

その結果、鼻中隔がたしかに「く」の字に曲がっているが、正常の範囲内です、とのことでした。

 

その時の先生から、「手術はできるが、やった結果、まれに鼻中隔に穴が開いて、一生マスクをつけていないと生活できない状態になることもある」と言われました。

 

その後、看護師さんが、手術や、入院のことなどを説明してくれたのですが、怖くなって、手術はしませんでした。

 

それから、5、6年経った去年の秋、しょっちゅうつまる右の鼻孔のことが再び気になるようになりました。

 

右の鼻孔がせまいことの他の例をあげると、お風呂の湯舟につかっているときがあります。

鼻から「フン」と強く息を吐きだすと、自分の顔の左側に波紋ができます。

右側には波紋ができないんですね。

左の鼻孔から出る空気量が圧倒的に多いんだと思います。

 

 

手術はリスクはあるけど、やっぱりやった方がいいのではないか

 

そんな思いがまた急に強くなり、我慢できずに去年の10月、家の近くの耳鼻科を受診しました。

 

また、レントゲンとか摂るのかなぁと思ってたら、そこのクリニックでは、鼻の穴に内視鏡みたいな細いカメラを入れて鼻の内部をみてくれました。

 

「あー、たしかに右はせまいね。左も奥がおかしい」

「あと、鼻がつまるのはアレルギー性鼻炎です」

 

鼻炎の薬を処方され、右のせまいのを治すのは手術しかないとのこと。

ただし、うちではできないので、できる病院を紹介します。

どうされますか?

 

ぜひ、紹介状を書いてください。

 

とお願いし、紹介状を書いてもらいました。

紹介先の病院は慈恵医大病院。この病院で手術した方のブログを読んだことがあるので、これは嬉しかったです。

 

去年の11月12日に慈恵医大病院を受診。こちらでもまず検査がありました。

血液検査とCT検査。この日は検査で終了。

 

一か月後の12月12日に再診。先生からCTの画像を見せられながら、「鼻中隔が折れてます。子どもの頃、鼻を強く打ったとか何かやってない?」

 

え、いや、特に覚えてませんけど。

 

先生から、「手術はやってもやらなくてもいいです。どうされますか?」という感じで聞かれました。

 

5、6年前のクリニックで言われた「正常の範囲内」という言葉を思い出しました。

 

いや、だけど、自分としてはしてもらいたい。

 

そんな思いが強かったので、間髪入れずに「手術をお願いします。」と言いました。

 

「分かりました。では、手術日は、、、3月25日はどうですか?」

 

3か月以上先になるけど、これ、先の慈恵医大で手術した方のブログでもそんな情報が書かれてたので、ある程度予想はしてました。

 

それで、いいです。お願いします。

 

ということで、3月25日に鼻中隔湾曲症の手術をすることが決まりました。

 

 

いきなり3月25日に手術、ということではなくて、その前にまた検査がありました。

 

3月12日に、血液検査、血圧測定。

 

血液検査の結果、白血球の数が平均より少ないのが気になりましたが、まぁ、問題ないでしょうとのこと。血圧も異常なし。

 

 

3月19日に、入院、手術の説明を受けました。

手術を担当されるT先生によると、私の場合、鼻の前の方が問題があるとのことで、

軟骨と鼻中隔を縫わなければならないそうで、術後、完治するまで2週間はかかるだろうとのこと。

体験者のブログを読むと、1週間で終わる人もいれば、日帰りで手術する人もいます。

私の場合は、術後2週間は口呼吸で生活することになるようで、気持ちは沈みました。

 

先生の話によると、鼻中隔湾曲症の手術時間は、通常だと40分ぐらいだけど、今回、前の方の粘膜と軟骨を縫わなければならないから、大体1時間40分ぐらだろうとのこと。

 

私のケース、鼻中隔弯曲症の手術 鼻中隔矯正術・粘膜下下甲介骨切除術についてに書かれている以下の手術なのではないかと思います。

 

肥厚性鼻炎を併発している場合には、飛び出している骨を削る粘膜下下甲介骨切除術と、分厚くなった粘膜を削る鼻甲介粘膜切除術も同時に行います。

 

肥厚性鼻炎という言葉は、先生から聞くことは無かったのですが、手術直前、手術室で見せられた最終確認の書類(氏名、生年月日、手術内容などが記載)に、手術内容として、鼻中隔湾曲症と、肥厚性鼻炎と記載されていました。

 

ですので、私の手術は上記の手術だったのだろうと思います。

 

そのほか、T先生からのお話は、

 

・鼻中隔湾曲症の手術自体は、古い手術になり、先端医療の手術ではない。

 

・手術のデメリットとしては、まれに鼻の高さが維持できず、凹むことがある。今回の手術では、シリコンのプレートを入れて、鼻が凹んだりしないようにする。

 

・前の方を縫ったりするので、プレートをとるのは術後2週間後になるのではないか。

 

鼻をかむのは術後6か月経ってから

 

などでした。

 

 

前日の24日に入院、25日に手術、27日に退院というスケジュールです。

看護師さんから、手術後は、24時間綿球を鼻の穴に入れて生活するようになるとのこと。

これは体験者のブログでも分かっていたこと。

綿球は目立つので、マスクをして隠す人もいれば、中にはマスクをせず、堂々と鼻の穴に綿が入っているのを見せてる強者もいるそう。

タイトルとURLをコピーしました