舌はどこにあるべきか

健康

突然ですが、舌って意識していますか?

 

普段の生活の中で、テレビを見ている時、スマホをいじっている時、歩いている時、

舌はどこに ”あるべきなのか”。

そんなこと、考えてないですよね。

 

昔、20年か30年か、ほんとに大昔ですが、ロルフィングというボディワークの本を買って読んでました。今はもう手元にはありません。

 

その中に、『舌先は、口腔内の空間にあった方がよい。口腔内のどこに触っていない方がよい』という舌についての記述がありました。

 

ロルフィングのことはほとんど忘れてますが、その舌についてのことだけは、何となく今まで覚えていて、それを実践していたというか、普段、舌先はどこにもつけず、『空間に置く』ようにしていました。

 

それを変えてみました。

 

2、3年前に買った「歯科矯正と整体」に関する本に、舌について書かれてる部分があって、

この本には、『舌先は、普段、上の前歯の付け根あたりに付けるのがよい』とあったのです。

 

読んだ時は「そうなのか」と思っただけでした。

 

何年か経って、今年の5月の13日頃からでしょうか、突然ですが、あの本のことを思い出し、「舌先をつけてみようか」と思い立ちました。

 

それ以来、今日に至るまで、日常生活において出来る限り舌先を、上の前歯の付け根あたりの少し右側、もしくは上あごのちょっと右にずれたところに軽くつけるようにしました。

 

もちろん忘れてることもあります。

気がついてる時は、できるだけ舌先をつけるようにしてます。

 

何か、変化はあるのか?

 

ありました。個人差はあるのかもしれませんが、少なくとも僕にはありました。

 

それまでは、何か落ち着かない、歩いていても何となくふわふわしているような感じでした。

それが当たり前だと思っていて、「自分の性格がこうだから、常にそわそわしてる、人が前から歩いてくると、知らず知らずのうちに緊張してる。それが自分という人間だ」と考えていました。

 

それが、試しに舌先を付けるようになったら、不思議なんですが、まず肩の力がすっと抜ける、体がリラックスできるようになりました。

 

歩いている時など、動いているときは舌先だけつけるのは難しいので、舌の前部分をべたっとあごに付けます。

 

こうして歩いていると、不思議なんですがリラックスして歩けます。

 

前から人が歩いてくると、それまではなぜか緊張してしまう、人の視線が気になっていました。

 

それが、リラックスして、人の視線もあまり気にならなくなりました。

 

もう一つ良いことがあります。

 

鼻呼吸になる。

 

舌先が口腔内の空間にあると、僕の場合、どうしても口が開きぎみになってしまうんですね。

 

だから、口呼吸になりやすかった。

 

 

それが、舌を前歯の付け根や、もうちょっと上のあごの部分に付けるようにすると、口が自然に閉じるので、鼻で呼吸しやすくなります。結果、鼻呼吸になるんです。

 

 

 

個人差はあると思います。

こう書いている僕自身は、歯のかみ合わせが悪く、顎関節症と診断され、30代の頃から噛み合わせ治療をしていました。

 

すぐ口が開く、口呼吸になりやすいのは、歯がしっかり噛み合わないせいだったと思います。

 

あご自体、左右差が大きく、左に曲がっています。

ですので、舌先を付けるのは、鼻筋からの正中線より少し右にずらしてます。

そうすると左右のバランスが取れるから。

 

舌を上あごに付けるとリラックスできる、というのは、ちょっと特殊なのかもしれません。

 

大多数の人は、普段、舌は下あごのところに収まっているのが普通なのかも。

 

ということで、何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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